先日理学療法科一年生の授業で生理学実習が行われましたヽ(´▽`)/
生理学実習とは授業だけではわからない人間の働きを直接体験して、より深い理解をしてみましょうという授業です☆
でも残念ながらお休みしてしまった学生さんがいました。
理由を聞いてみると。。。
インフルエンザ!
国立感染症研究所が発表しました。先週から今週にかけて今シーズンピークだと言われています
今日はせっかくなのでインフルエンザについてお話ししたいと思います。
そもそもインフルエンザの原因はインフルエンザウイルスです。
インフルエンザになってしまうと急激な高熱、ダルさ、関節痛、くしゃみ鼻水鼻づまりといった風邪と似ているけれどももっとひどい症状が出てきてしまいます。
怖いのが高熱が出たからと言って解熱剤を飲んでしまうと解熱剤の種類によっては
「インフルエンザ脳症」
というものを起こしてしまうことがあるので、自己判断しないでお医者さんにかかりましょう!
ここでちょっとした豆知識
良く「菌」とか「ウイルス」とかいうかもしれませんが、菌とウイルスの違いってなんだと思いますか?
似たようなものと思われるかもしれませんが、実は全く別なものなのです。
菌は細胞の形を持っているので細胞分裂をして、自分たちで勝手に増えていく事が出来ます。ですから生物の分類です。でも実は植物です。それに対してウイルスは単純にDNAやRNAというものを持っているだけのものなので、自分たちで増えていく事が出来ません。
すなわちウイルスは生命体ではなく物体です∑(=゚ω゚=;)
ですからウイルスに対するお薬というものは存在していないんです。だって物体だからやっつけることができません。
ウイルスが人間の体の中に入ってくると人間の細胞を使ってウイルスは増えていくのです。
だからウイルスが体の中に入ってくるのを未然に防がなくてはいけないのです。
そこで一番手軽にできる予防が「マスクの着用です」
学生さんも医療系を目指しているのでしっかりとインフルエンザ対策していました~
その他にもこまめな手洗いやうがいなどウイルスが体の中で定着する前に捨ててあげるのが一番です!
やはりインフルエンザは予防が一番ですね☆