皆さんこんにちは。
スポーツ科学科です。
アスレティックトレーナーコースでは、
スポーツ現場で発生する怪我に対して対処できるように
救急処置について学んでいます。
その中から、スポーツ現場でお役に立ちそうな内容を
ご紹介しております。
これまで
「アイシング」
https://www.sendai-iken.ac.jp/contents/blogs/2021/11/19/17609
「アイスパックの一工夫」
https://www.sendai-iken.ac.jp/contents/blogs/2022/02/18/17703
についてご紹介してきましたが、今回は氷を入れた袋を患部に固定する際のポイントを少々・・・。
怪我をした患部の冷却が必要な場合、
このようなアイスパックを準備します。
患部にアイスパックを当て
包帯、バンテージ、タオルなど用いてこのように患部を覆います。
この時に、患部の痛みが悪化しないように
気を付けながら圧迫を加えていきます。
このことにより、腫れを抑えることができます。
また、足首を捻った場合は
患部への負担が少ない上記のような形を
とるようにします(痛みが強くて出来ない場合はその限りではありません)。
足首を捻った場合は、
つま先が下を向く形や
踵だけを台に乗せるような形をとると
患部に負担をかけ、症状の悪化につながるため
このような形が理想的です。
台などの上に患部を上げることで
腫れを抑えることにもつながります。
スポーツ現場やご家庭で行う際には、
是非、一工夫加えてみて下さい。