生理学実習~心電図編~

みなさんこんにちは!

寒い日が続きますが寒いと人間の免疫は弱くなってしまいますので、風邪を引きやすくなります。身体を温めて体調管理に気を付けてください。

さて突然ですが、人間の心臓の大きさはどれくらいあると思いますか?
一般的に

「握りこぶし大」

と言う表現をするので何となくイメージがつきやすいかと思います。

では次に

心臓は人生において何回くらいドックンドックンと拍動すると思いますか?
これはなかなか想像つかないかもしれませんが、

「平均すると約20億回」

と言われています。

意識していなくても勝手に動いているものなのですが、このようなものを
「不随意運動:ふずいいうんどう」
と言います。

逆に意識して動かすもの(歩くとか物を掴むなど)のことを
「随意運動:ずいいうんどう」
と言います。

心臓は常に不随意運動をしておりますが、臓器としては非常に重要な役割を果たしています(^_^)/
一度も止まることなく動き続け、常に全身に血液を送っています。
こちらも意外かもしれませんが、

心臓の一回の拍動で実に5Lもの血液を押し出しています(ー_ー)!!

ですから常に心臓の機能については気にしておく必要があるということになります。

そこで、心臓が正しく機能しているかどうかをみるためにあるのが
「心電図」
です。

簡単に言ってしまうと心臓の動きを目で見えるようにしたものです。

心電計2

心電計1

 

学生たちも高度な機械を操作することで緊張感が見えます。

測定時1

安静時の心電図です。

測定時2

運動負荷をかけているところです。

運動負荷2

運動負荷1

運動負荷3

このようにしてお互いがお互いの心電図を見ることによってより心臓に関して理解できるのではないでしょうか?

百聞は一見にしかず

話を聞くだけではなく、実際に自分で操作をしてみるのも重要な事です。