みなさん、こんにちは
朝晩はすっかり涼しくなって過ごしやすくなりましたね
さて、本日は紙芝居や人形劇、ペープサートと並んで、
子どもたちに大人気のパネルシアターをご紹介します
パネルシアターって?
一口に言えば、特殊な布を巻いたパネルボードの上に、
Pペーパーと呼ばれる特殊な不織布で作った絵人形を、
貼ったり、はがしたり、動かしたりしながら展開する
変化に富んだ人形劇。
・・・分かりにくいですね
こちらです
貼ったり、はがしたり、動かしたりが最大の特徴
こちらの舞台、起毛した布が張られているので、
不織布で作った人形や背景を、
おはなしにあわせて、子どもたちに語りかけたり、
クイズを出したりしながら、
双方向の楽しみ方ができるのが大きな魅力です
不思議と、ピタッと張り付いて、
はがれないんですよ。
いろいろな仕掛けもできます
まずは・・・生地を「重ね張り」することで、
このようなポケットも作れちゃいます
スーパーでお買い物かな?
また、「糸止め」といって、パーツ同士を糸でつなぐと・・・
首を傾げたり・・・
こんなぞうさんのパーツも
少しずつ違うニュアンスが表現できますね。
また「切り込み」を入れると・・・
ぱくぱく・・・こんな技も可能です。
パネルシアターは、
お寺の住職、古宇田亮順が1973年に考案、創始しました。
パネルシアターの良いところは、なによりも視聴者参加型という点。
興味津々でパネルの目の前まで寄ってくる子、
問いかけに大きな声で応じる子…
演じる際には、おはなしの展開や演出だけにとらわれず、
見ている子どもの様子をよく観察してあげたいですね。
子どもたちとの対話によって、
臨機応変に内容を変化させたり、歌をはさんだり…
子どもたちを夢中にさせる演出は、保育士のアイデア次第。
実は楽しいだけでなく、子どもの積極性や観察力を高めることもできるんです!
作り方は・・・カラー印刷されたものが販売されていますが、
マジック、ペイントマーカー、アクリル絵の具で、
絵を描いて、自分で作ることもできます
伝わったでしょうか~?
子どもたちと関わるときに、
「楽しい時間」を演出する技を、
いっぱい備えておきたいですね