みなさんこんにちは
だいたい入りが同じになってきましたね~
今回は、ウォーミングアップの方法についてです
今日の内容、まとまるかな・・・
いろいろ科学的な情報を基に考えてみたいと思います
一般的に運動を実施する前には、スタティックストレッチ(静的ストレッチ)がウォームアップルーティンとして行っている方々が多く見られる傾向にあります
※ちなみにスタティックストレッチとは、筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチの方法です。
※スタティックストレッチの効果も様々な視点から科学的に分析されています。
近年では、運動前のスタティックストレッチ(静的ストレッチ)が、
垂直跳び、ショートスプリント、最大努力で筋力発揮するような運動、筋持久力パフォーマンス、平衡機能、全身反応時間等において、パフォーマンスを低下させる傾向が示唆されています・・・・・
更に、運動前のスタティックストレッチが傷害リスクの軽減にならないことが複数の研究によって明らかにされています
このような背景から近年・・・
運動前のウォーミングアップの方法として、ダイナミックウォームアップが有効であることが明らかとなっています
ダイナミックウォームアップの効果は、筋温や深部体温の上昇、血流の増加、結合組織の粘性増加がもたらされる
これらの変化により、筋系、神経系、内分泌系など、運動に関係する諸機能が高まることが明らかとなっていま~す
まとめますょ~
① ウォームアップ中にスタティックストレッチは実施しないこと。
② ダイナミックウォームアップ、スタティックストレッチの特性をしっかりと理解すること。
③ 関節可動域に極端に制限がある場合に、その関節周囲に関連がある筋のみウォームアップ中にスタティックストレッチを用いる必要性があるかもしれない・・・しかし、スタティックストレッチのマイナス効果を考慮すること。
皆さんもダイナミックウォームアップ(ダイナミックストレッチ)、スタティックストレッチについて科学的に調べてみましょうね
今回も難しい話しだったかなぁ・・・・
以上、「ウォームアップについて」のコーナーでした
【Reference】
・Dynamic vs. Static-Stretching Warm Up:The Effect on Power and Agility Performance. J. Strength Cond. Res
・Effect of warm up and flexibility
treatments on vertical jump performance. J. Strength Cond. Res
・Effect of acute static stretching on force,
balance, reaction time, and movement time. Med. Sci. Sports Exerc.
・Factors affecting force loss with
prolonged stretching. Can. J. Appl. Physiol.
・The effect of different warm up stretch
protocols on 20m sprint performance in trained rugby union players. J. Strength
Cond. Res.
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